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2020年6月9日火曜日

台湾の三大節句「端午節」は子供の日じゃない?



~台湾の三大節句「端午節」は子供の日じゃない?~


6月は台湾の三大節句「端午節」があります。端午の節句というと日本ではこどもの日のイメージがあると思います。ですが、台湾ではこどもの日は全く関係がありません。
では、その台湾の「端午節」について今回は紹介します!

1 台湾の端午節はいつ?

日にちは毎年異なりますが、2020年は6月25日(木)だそうです。

なぜ、毎年日が違うのかというと旧暦の5月5日にあたる日が端午節だからだそうです。
この旧暦にあたる陽暦の日は毎年違うんです!

この端午節は台湾では祝日にあたります。

余談ですが、台湾は旧暦を基準に祝日を設定している祝日がいくつかあります。皆さんが良く聞いたことがあるのは「旧正月」「春節」だと思います。こういった旧暦を参考にしている祝日は、政府が1年分まとめて決定したら公開しているんです。


2 台湾の端午節は何をするの?

主に2つの習慣があります。

①ちまきを食べる

なぜちまきを食べるのでしょう、、、?

その昔、楚の国に屈原という政治家がいました。しかしライバルの陰謀により彼は失脚し、川に身を投げたのです。
そこで、屈原を慕っていた人たちが、彼の遺体が魚に食べられないように、竹筒にお米を詰め、それを川に流し魚に食べさせたそうです。

屈原の命日である旧暦の5月5日に笹の葉でお米を包んだちまきを食べる習慣がいつからか始まりました。それはゆくゆく無病息災や厄除けを祈る日となりました。

そのため、現在は粽を食べて無病息災や厄除けを祈る日となっています。

②ドラゴンボートのレース

先ほど「竹筒にお米を詰め、それを川に流し魚に食べさせた」と説明しましたよね!
多くの人が船に乗り、太鼓を叩きながらちまきを川に投げ入れて屈原の亡骸を探したそうです。
そのことが現在のドラゴンボートの起源になったと言われています。

※屈原に関しては書くとかなり長くなりそうだったので、興味のあるかたは調べてみてくださいね!


3 端午節の時期に台湾に行くことのメリット

①色々なお店のちまきを食べられる

ちまきは「北部」「南部」で大きく変わります。
北部のちまきは水に浸したもち米を使い、濃い味付けがされます。一方南部のちまきは生のもち米と味付けされた具を一緒に竹の葉に包み、鍋で水煮するそうです。他にもいろいろな種類がありますし、お店によって味付けや具が異なると思います。

勿論、端午節ではなくてもちまきは食べられますが、端午節だと多くのお店がちまきを販売しているので、食べ比べができます!

ちなみに、ちまきの中国語は「粽子(zòngzi)」です!

②ドラゴンボートレースが見られるかも

端午節に台湾に行ったことはありますが、実は私はドラゴンボートレースは見たことがありません。帰国日と被っていて見られませんでした、、、

ちなみに台北ドラゴンボート公式サイトがありました!
「台湾 ドラゴンボートレース」で検索すると日本語の情報もしっかりでてきます。


いかがでしょうか?
日本とは違う端午節を台湾で楽しんでみませんか?


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